パンレシピ

中種法でつくるふんわりあんぱんレシピ【初心者向け】

中種法あんぱんの写真
koubou.ojisan

あんぱんを作ってみたけど、なんだか生地がパサパサしたり、風味が物足りない・・・

そんな時におすすめなのが「中種法」です。

少し手間は増えるけど、そのぶん、「ふんわり・しっとり・風味豊かなあんぱん」を作ることが出来ます。

ここでは初心者の方でもわかりやすいように「中種法でのあんぱんレシピ」を紹介します。

初心者の方にはストレート法がおすすめですが、違う方法で作ってみたい方へおすすめのレシピです。

工房おじさん
工房おじさん

中種法あんぱんのレシピ

種法あんぱん【】

中種を作る

  • 強力粉・・・70g
  • セミドライイースト・・・2g
  • 砂糖・・・3g
  • 水・・・40ml

本捏ね

  • 強力粉・・・30g
  • 塩・・・1.5g
  • 砂糖・・・15g
  • スキムミルク・・・2g
  • 水・・・10ml
  • 卵・・・10g
  • 無塩バター・・・10g
  • 粒あん(十勝・大粒大納言)・・・35g(1個あたり)
  • 黒胡麻・・・少々

材料が多く感じるけど1回分の材料を2回に分けて捏ねると考えるとイメージしやすくなります。

工房おじさん
工房おじさん

中種法あんぱんの作り方

中種」と「本捏ね」の2回に分けて解説してきます。

中種を作る

中種を作る

強力粉・イースト・砂糖・水を混ぜ、まとまったらタッパーに入れます。

発酵

フタ(ラップでも可)をして常温で90分、冷蔵庫で8-12時間ほど冷蔵。

※今回は冷蔵庫で前日の夜に捏ねて10時間ほど冷蔵庫で保管しました

発酵完了

生地が2-3倍に発酵したらOKです

本捏ねする

本捏ね生地をつくる

中種に本ごね生地の材料(強力粉~無塩バターまで)を加えて、まとまるまで捏ねます。

一次発酵

捏ね上がったらボウルに生地を移し、30℃前後で約30分(生地が2倍になるまで)発酵させます。

分割・ベンチタイム

4等分にして丸め、ラップをかけて15分ほど生地を休ませます。

成型

生地を平らに伸ばし餡子を包みます。

閉じ目をしっかり閉じて丸めます。

二次発酵

35℃前後で約50分。パンがひとまわり大きくなるまで発酵させます。

※オーブンレンジの発酵機能を使用しています

焼成

塗り卵と黒胡麻を中心に軽く押さえつけます。

180℃に予熱したオーブンで約10-12分焼きます。

完成です!

あんこは事前に計量して冷蔵しておくと包みやすくなりますよ

工房おじさん
工房おじさん

工房おじさんのぱんづくりのコツ

  • 中種を作る際は発酵時間を長く取る為、時間の逆算をして本捏ねの時間を設ける(ストレート法より時間の把握が難しい)
  • 焼く前に表面に塗り卵を塗ると見た目UP!します
  • 冷めてもやわらかく、翌日でもおいしいです。

中種法は、パンにコクと深みを出します。少し面倒かもしれませんが、焼き上がったあんぱんを食べたら「やってよかった!」って思いますよ。

まとめ

中種法は少し手間が掛かりますが、そのぶん「ふんわり+風味」がUPします。

あんぱんは具材があんこだけなので、生地のおいしさがストレートにでます。

是非、中種法でひとつ上のあんぱん作りを楽しんで下さい。

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工房おじさん
工房おじさん
パン屋さん
【パン作り歴15年】はじめまして!工房おじさんです。 パン作り初心者でも簡単に作れるレシピやコツを紹介しています。 ホームベーカリーでこねるのはおまかせ、あとは手作りで焼き上げるスタイル。 失敗しても大丈夫、僕と一緒に楽しくパン作りをはじめましょう!
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