冬のパン作りで失敗しやすい5つのポイントと対策
冬になるといつもどおりに作っているのに「生地が膨らまない」「生地が固い」などの失敗が増えてきます。
実はこれ、冬特有の原因がほとんど。
この記事では、初心者さんが冬につまずきやすいポイントと家庭でできるシンプルな対策をまとめています。
レシピ通りにしているのに思うようにいかないと言う経験は誰でもあると思います。冬は特に発酵に大きく影響がでるのでしっかりとポイントを押さえましょう。

冬のパン作りが難しくなる理由

まず、冬のパン作りが難しくなる理由として
- 気温が低い
- 水温・生地温度が下がる
- 発酵環境が安定しない
大きく分けて3つの原因があります。冬は気温が低く、生地の温度も低くなり発酵が遅くなる傾向にあります。また、「使用する水も水温も低くなる」「室温が安定せず、発酵速度が変わる」等の生地の取り扱いが難しくなります。
レシピや作り方が悪いのではなく、環境を整えてあげることが重要です。ここからは、それぞれの原因と対策について説明していきます。

発酵が進まない

発酵が進まない原因として
- 室温が低い
- 生地温度が低い
冬は室温が低くなり、使用する水の水温も低くなります。また、低い室温は発酵が安定しません。
対策としては、「ぬるめの水を使用する」「オーブンレンジの発酵機能を使用する」ことで安定した生地を作ることが出来ます。
他にもパンが発酵しない原因と対策について記事にしていますので参考にしてみて下さい。

イーストが弱りやすい
イーストが弱まる原因として
- 冷水使用
- 低温放置
イーストは低温になると活動(発酵)する力が弱まります。
対策として「イーストは常温に戻して使用する」「直接、冷たい水に触れさせない」です。セミドライイーストであればそのまま冷凍保管しているイーストを使用して問題ありませんが、冷水使用は生地の発酵が遅くなるので避けた方がいいです。
その他にもイーストについて記事にしていますので困ったことがあれば参考にしてみて下さい。

生地が固くなりやすい

生地が固くなりやすい原因として
- 粉が水分を吸いにくい
- こね不足 or 過多
冬は粉が水分を吸いにくくなり、捏ね不足や捏ねすぎになる傾向があります。
ここでは、「水分を少し増やす」「生地を休ませながら捏ねる」ことで適切な生地の固さにすることが出来ます。
その他にも生地が固くなる原因と対策を記事にしてますのでご参考になればと思います。

焼き色が付きにくい
焼成時にパンの焼き色が付きにくい原因として
- オーブン内温度が上がりにくい
- 予熱不足
室温が低くなる冬の時期はオーブンレンジ内の温度も低くなりやすく、「予熱はしっかり行う」「焼成時間を数分伸ばすして調整」することにより、しっかりとパンに色を付ける必要があります。
オーブン内の温度は200℃以上と高く、オーブンレンジを開ける時間が長くなると庫内温度が大幅に下がる為、素早い行動が必要となります。

失敗が重なってやる気が落ちる
特に初心者の方は陥りやすく
- 原因が分からない
- 自分の腕のせいだと思ってしまう
「レシピ通りにしたのに上手くいかない」「原因がわからない」「自分にセンスがない」など失敗が重なりやる気がなくなってしまいます。
ただ、ここでは気落ちするのではなく、パンづくりがうまくいかない理由を調べて理解することが重要です。時には基本に立ち戻ってみることも1つの解決方法かもしれません。

工房おじさんのひとこと
「前回はうまくいったのに今回はうまくいかなかった」「レシピどおりに作ったのにパンができなかった。自分はパン作りに向いていないんだ・・・」など思わないで下さい。
季節が変われば環境も変わります。
難しく考える必要ありません。ただ、パンを作る条件が変わっただけなので、それに合わせて少し整えてあげるだけでしっかりとしたパンを作ることが出来ます。
まとめ
- 冬は発酵と温度管理がカギ
- 少しの工夫で失敗は防げる
- 条件を知れば冬でもパン作りは楽しめる
今回は冬に合った生地の取扱い等を説明しましたが、夏は夏でまた、生地の扱い方が変わります。
少し意識と工夫をするとこにより失敗を防ぐことが出来ますので是非、参考にして頂ければと思います。

